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ニュース

2006年

(参考資料)作品紹介

平成18年8月1日

ブラック・ジャック
<ストーリー>
 無免許の天才外科医ブラック・ジャックが活躍する医学ドラマです。ブラック・ジャックは、天才的な外科手術の技術を持ち、死の危機にさらされた重症の患者を、いつも奇跡的に助けます。しかしその代価として、いつも莫大な代金を請求するのです。そのため、医学界では、その存在すらも否定されています。人里離れた荒野の診療所に、自ら命を助けた助手のピノコとともに、ひっそりと暮らすブラック・ジャック。彼の元には、今日も、あらゆる医者から見放された患者たちが、最後の望みを託してやってくるのです。


鉄腕アトム
<ストーリー>
 21世紀の未来を舞台に、10万馬力のロボット少年・アトムが活躍するSFヒーローマンガです。2003年4月7日、科学省長官・天馬博士は、交通事故で死んだひとり息子・飛雄(とびお)にそっくりのロボットを、科学省の総力を結集して作りあげました。天馬博士はそのロボットを息子のように愛しましたが、やがて成長しないことに腹を立て、そのロボットをロボットサーカスに売り飛ばしてしまいます。サーカスでアトムと名づけられたロボットは、そこで働かされていましたが、新しく科学省長官になったお茶の水博士の努力で、ロボットにも人権が認められるようになり、アトムはようやく自由の身となったのです。アトムは、お茶の水博士によってつくられたロボットの両親といっしょに郊外の家で暮らし、お茶の水小学校へ通うことになりました。けれどもひとたび事件が起これば、アトムはその10万馬力のパワーで、敢然と悪に立ち向かっていくのです。


火の鳥 黎明編
<ストーリー>
 人間の生と死をテーマに描かれた、壮大な叙事詩『火の鳥』シリーズのプロローグです。まだ日本という名前がどこにもなかったころ……火の山のふもとの村にナギという少年がいました。ある日、村へ流れついたグズリという医者が、ナギの姉ヒナクと結婚します。しかしグズリは、実はヤマタイ国の女王・ヒミコのスパイだったのです。その夜、猿田彦を隊長とするヒミコの軍勢が村へおしよせ、村は全滅してしまいました。猿田彦はナギを捕らえて奴隷にし、腕のたつ狩り部に仕立て上げます。猿田彦はナギに、火の山にすむ火の鳥を射止めさせようと思っていたのです。その生き血を飲むと、不老不死になれると信じられていた火の鳥。人々は、その火の鳥の生き血をめぐって、みにくい争いをくりひろげるのでした。


ジャングル大帝
<ストーリー>
 人間に育てられた白いライオンの子・レオの成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた長編マンガです。アフリカ、赤道直下のジャングル地帯。そこにジャングルの王・白いライオンのパンジャがいました。しかしパンジャはハンターに殺され、その王女は、動物園へ送られる途中の船の中で、王子を産み落します。王女はその子をレオと名づけ「アフリカへ帰り、父のあとをついで王になりなさい」と言いきかせて船から逃がします。そのあと、あらしで船は沈み、王女は死んでしまいました。やがてレオが流れついたのは、アフリカではなく、アラビア半島の港町でした。レオはそこでケン一という少年にひろわれて育ちます。それから1年後、月光石というエネルギー原石を調べるための調査団が、アフリカにある幻の山・ムーン山へと向かうことになり、ケン一とレオもそれに同行することになりました。初めてアフリカのジャングルを見たレオは、そのやばんな殺しあいの世界をきらいます。しかしやがて自信をとりもどし、弱い動物たちを守る動物王国を建設して、りっぱなジャングルの王者として成長していくのでした。


リボンの騎士
<ストーリー>
 男の子と女の子ふたつの心を持ったサファイア姫が、リボンの騎士として活躍するファンタジーです。サファイアは、天使チンクのいたずらのせいで、男の子の心と女の子の心を、両方持って生まれました。さらに彼女は、国王のあとつぎとなるために生まれたときから王子として育てられる運命をせおっていたのです。ところが、自分の息子を王位につけたいと考えている家臣のジュラルミン大公は、サファイアが女であることを証明しようとして、さまざまな悪だくみをくわだてるのでした。


どろろ
<ストーリー>
 体の48箇所を魔物に奪われた百鬼丸が、魔物退治の旅を続ける怪奇マンガです。戦国武将に仕える醍醐景光は、天下を取るという野望をかなえるために、生まれて来るわが子の体を、48匹の魔物に与えてしまいました。そうして生まれた子供は、体の48ヵ所の部分が足りず、川に流され捨てられてしまいました。時は流れ、戦(いくさ)の世を旅する少年・百鬼丸。実は彼こそが、魔物に体を奪われた赤ん坊の、成長した姿だったのです。百鬼丸は、体を奪った妖怪を1匹倒すごとに、失った体の部分を1ヵ所取り戻すことができるのです。百鬼丸は、どろろという名のドロボウ少年と知り合い、一緒に旅をするようになります。しかし、どろろと百鬼丸の行くところ、妖怪や死霊が、次々と襲いかかって来るのでした。


ブッダ
<ストーリー>
 独自の解釈で描かれた、手塚治虫版ブッダ伝です。シッダルタは、ヒマラヤ山脈のふもとカピラヴァストウで、シャカ族の王・スッドーダナの長男として生まれました。けれども、生後7日目に母マーヤと死にわかれ、叔母のパジャーパティに育てられました。その後、16歳でヤショダラと結婚し、一子ラーフラをもうけますが、人生の根底にひそむ生老病死の問題について考えるようになり、29歳のとき、すべてをなげうって出家します。やがてピッパラの樹の下で悟りを開き、以後、ブッダ(サンスクリット語で"目ざめた人"という意味)と名乗って、インド各地をめぐる説法の旅を続けるのでした。


アドルフに告ぐ
<ストーリー>
 第二次世界大戦当時の日本とドイツを舞台に、アドルフという名前をもつ3人の男がたどった運命を描く長編マンガです。1936年、ベルリンオリンピックの取材でドイツにきていた峠草平は、そこで留学中の弟が殺されていることを知ります。やがて弟が殺された理由が、彼がアドルフ・ヒットラーの重大な秘密を文書にして日本へ送ったためであることが明らかになってきます。その文書とは、ヒットラーにユダヤ人の血がまじっているという出生の秘密を明かすものでした。一方、神戸に住むドイツ総領事館員のヴォルフガング・カウフマンも、本国からの指令を受けて、その文書の行方を追っていました。そのカウフマンにはアドルフという息子がいました。カウフマンはアドルフを国粋主義者として育てようとしていましたが、アドルフは、自分と同名のユダヤ人アドルフ・カミルと親友だったため、ユダヤ人を殺してもいいと教えるナチスドイツの考え方には反発を感じていました。けれども、アドルフ・ヒットラーという独裁者が支配する恐怖の時代に、ふたりのアドルフの運命は大きくねじ曲げられていくのでした。


陽だまりの樹
<ストーリー>
 江戸時代から明治時代へ……日本の政治の一大転換期を舞台に、その時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を描いた大河ドラマです。青年武士・伊武谷万二郎は、剣豪・千葉周作の道場へ入門しましたが、入門3日目に千葉周作は死亡。その通夜の席でいざこざを起こし、兄弟子の清河八郎と決闘することになってしまいます。そしてけがをした万二郎の手当てをしたのは、同じ小石川で開業している蘭方医・手塚良仙の息子の良庵でした。これがふたりの運命の出会いでした。武士という滅びゆく生き方を貫ぬこうとする伊武谷万二郎。無知や迷信と闘いながら近代医学の道を切り開こうと努力する良庵。彼らは、まるで反対の生き方を選び、互いを敵視しながらも、同じ女性を慕い、それぞれに、激動の時代を必死で生きていくのでした。


三つ目がとおる
<ストーリー>
 三つ目族の子孫で不思議な力を持つ少年・写楽保介が、古代史にまつわる難事件に立ち向かう、ミステリータッチのSFです。中学2年生の写楽保介は、いつも額に大きなバンソウコウを貼っている、まるで幼い子どものように純真な少年です。ところが、ひとたびバンソウコウがはがれると、その下から第三の目があらわれて、たちまち、恐ろしい超能力を発揮する悪魔のような三つ目人になるのです。写楽保介は、クラスメートの男まさりな女の子・和登千代子とともに、古代遺跡や財宝にからむ謎に次々と巻きこまれていきます。

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